シンポジウム詳細

研究報告会「我が国の空港運営のあり方を考える」

  • 講師

    山内弘隆

    一橋大学大学院商学研究科 教授

    上村敏之

    関西学院大学経済学部 教授

    岡田啓

    東京都市大学環境情報学部 講師

    小熊仁

    (財)運輸調査局 情報センター 研究員

    加藤一誠

    日本大学経済学部 教授

    西藤真一

    (財)運輸調査局 情報センター 副主任研究員

    田邉勝巳

    慶応義塾大学商学部 准教授

  • 開催日時
    2010年03月17日 14:00 - 17:00
  • 開催場所
    経団連会館 2階 国際会議場
  • 開催場所連絡先
    03-6741-0222
  • 最寄り駅
    東京メトロ千代田線他 「大手町」駅
 我が国の航空政策は2000年以降、着実に規制緩和が推進され、2007年からは諸外国との間でオープンスカイ協定が結ばれるようになった。2009年12月には米国との間においても、オープンスカイ協定を締結する方向が確定した。一方、空港については、「整備から運営へ」という時代の流れを汲んで、長年にわたって空港整備の基本となっていた空港整備法が空港法に改正された。しかしながら、1種、2種、3種という空港種別の名前が変わったものの、空港運営の枠組みは実質的にはほとんど変化が見られなかった。
 空港はオープンスカイ政策を支える重要な基盤であると共に、地域にとっては重要なインフラでもある。この資産を地域のために生かすには、現在のような中央集権的な管理運営よりも、地域が主体となった空港運営が望まれるのではなかろうか。
 航空政策研究会では、一昨年より若手の学識経験者を中心とした特別プロジェクトを組織して、我が国の空港運営のあり方に関する研究を進めてきた。この研究では「透明化」、「一体化」、「地域化」をキーワードとして空港運営の方向性について提言を行った。航空政策研究会では今年度も引き続き空港運営に関する研究活動を支援しているが、今年度の活動報告を兼ねて、研究発表会を開催することとしました。
 今回の研究発表会は、ご参加の皆様方からも忌憚のないご意見をいただいて、我が国の空港運営の課題や今後の展望の議論を深め、また、共に考えることを目的として開催するものです。


◆ プログラム (13:30 開場) =入場無料=
14:00-14:10 開会挨拶
塩見 英治 (中央大学経済学部教授/航空政策研究会理事)
14:10-15:00 第Ⅰ部 基調報告
「 オープンスカイに対応した我が国の空港運営のあり方 」
山内 弘隆(一橋大学大学院商学研究科教授)
15:10-16:50 第Ⅱ部 パネルディスカッション
「 我が国の空港運営のあり方を考える 」
・ コーディネーター
山内 弘隆 
(航空政策研究会 理事 事務局長/一橋大学大学院 教授)
・ パネリスト
上村 敏之  (関西学院大学経済学部 教授)
岡田  啓  (東京都市大学環境情報学部 講師)
小熊  仁  ((財)運輸調査局 情報センター 研究員)
加藤 一誠  (日本大学経済学部 教授/航空政策研究会理事)
西藤 真一 ((財)運輸調査局 情報センター 副主任研究員)
田邉 勝巳  (慶應義塾大学商学部 准教授)   
                    (五十音順・敬称略)

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