月例研究会詳細

航空交通管理の将来ビジョンと研究開発の世界動向―AIと人間社会が協働する航空管制システム―

  • 講師

    伊藤恵理

    国立研究開発法人 海上・港湾・航空技術研究所 電子航法研究所 航空交通管理領域 主幹研究員

  • 開催日時
    2018年07月06日 16:00
  • 開催場所
    日本大学経済学部7号館 2階講堂
  • 開催場所連絡先
    00-00-00
  • 最寄り駅
    JR・都営地下鉄「水道橋」駅
訪日観光客の増加もあり我が国の空港を発着、あるいは上空を通過する航空交通量は
近年飛躍的に増加しています。これらの航空機の安全かつ効率的な運航のために、
航空管制官の業務を支援するシステムの開発が絶え間なく続けられています。
最近では単に増加する交通量に対応するだけでなく、環境にも経済的にも優しいエコな
航空機の運航の実現に向けて航空交通管理システムの研究開発が進められています。
 ハードウェアの整備だけでなく、ソフトウェアの改善、そしてさまざまな利害関係を
持つ人間社会との関係という、多様な要素を含んだシステム全体を動かすために、
どのようにオートメーションを導入すればよいのでしょうか?
 囲碁や将棋などの完全情報ゲームとは異なる航空管制の分野で、人間社会や自然環境と
調和するオートメーションの実現を目指した研究開発とその将来ビジョンを、
航空機の自律飛行であるASAS(航空機監視応用システム)や拡張型到着管理システムの
社会実装に向けた国内外の動向を交えてご講演頂きます。

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