月例研究会詳細

航空行政の現状と展望

  • 講師

    重田雅史

    国土交通省航空局 次長

  • 開催日時
    2016年01月20日 09:00
  • 開催場所
    経団連会館2階 国際会議場
  • 開催場所連絡先
    00-00-00
  • 最寄り駅
    東京メトロ「大手町」駅
2015年を振り返りますと、人口減少と高齢化に直面するわが国の各地に、
世界中から「人・モノ・マネー」を呼び込むため「地方創生」や「地方
活性化」がキーワードとなりました。
わが国の航空・空港に関しては、YS11以来となる国産初のジェット機MRJの
試験飛行の成功や、国管理空港のコンセッション第一号として仙台空港が
新たな第一歩を踏み出すなど、話題の多い1年でありました。
旺盛な訪日外国人需要の取込みは緊要な課題であり、LCCが相次いで
国内線に加え国際線に進出しはじめたことも大きな変化です。首都圏空港の
機能についても、今後どのように考えていくか本格的な議論が羽田・成田で
それぞれ開始されています。

世界に目を転じると、環太平洋パートナーシップ(TPP)が締結に至り、
関税の削減や投資ルールの明確化により、貿易や国際間の投資が拡大して
もたらされるとされています。
TPPに対しては様々な見方がありますが、経済のグローバル化にいっそう拍車が
かかり、「人・モノ・マネー」の動きが活発化することは間違いないでしょう。
グローバル化する人やモノを輸送する「航空」、それらのゲートウエイとなる
「空港」に期待される役割は拡大していくものと思われます。

毎年恒例となっている新春の月例研究会では、2015年の航空政策の総括と、
2016年の展望をテーマに国土交通省航空局次長 重田雅史様からお話しいただきます。

現在、お申込み受付期間ではありません。