月例研究会詳細

開港10周年、セントレアの現況と課題~国際空港の活性化とは地域づくりそのものだ~

  • 講師

    竹内伝史

    岐阜大学 名誉教授

  • 開催日時
    2015年09月28日 09:00
  • 開催場所
    日本大学経済学部7号館2階講堂
  • 開催場所連絡先
    00-0000-0000
  • 最寄り駅
    JR・都営 「水道橋」駅
9月の月例研究会は、岐阜大学名誉教授の竹内伝史先生をお招きし、
中部圏における航空需要と空港利用の実態に関する現状分析[(公財)
中部圏社会経済研究所の調査分析に基づく]の成果をご紹介いただき、
国際空港の活性化と地域づくりについてご講演いただきます。
この春(2015.02.17)、中部国際空港セントレアは開港10周年を
迎えました。開港当初、経営は順調でもっとも効率のよい空港として
評判の高かった同空港も、その後のリーマンショック等、世界経済の
荒波の影響を被り、この5、6年は経営上の苦労も経験しました。
竹内先生は逆風、悪条件のなか、セントレアの現状を肯定的に評価されています。
しかしながら、今後を展望しますと、第2滑走路の整備を含め、課題が
ないわけではありません。先生は、セントレアは構想時の国土計画上の
位置付けを失っていると見ておられ、それが今後のわが国の国土・地域計画の
方向性とも関係すると指摘されています。そして、国際空港の将来は
その広域地域の国際交流を、いかに自立的に構築・振興し、国際航空需要を
育成できるかに懸かっていると主張されています。

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