月例研究会詳細
米国航空会社の企業種別費用構造
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講師
村上英樹
神戸大学大学院 経営学研究科 准教授
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開催日時
2008年07月24日 09:00
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開催場所
経団連会館 10F 1002号室
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開催場所連絡先
03-5204-1500
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最寄り駅
地下鉄千代田線他 「大手町」駅
これまで行われてきた米国の航空産業に関する費用分析の多くは、航空産業における「規模の経済性」と「範囲の経済性」の存在に関するものであった。
例えば、「規模の経済性」が存在するのであれば、合併やアライアンスを通じて、航空会社が企業規模を拡張すればするほど費用効率的になるため、その研究成果は独禁政策などにおいて極めて有用な情報となった。
また、例えば旅客輸送と貨物輸送との間に「範囲の経済性」が存在するならば、ベリー輸送を行う航空会社のほうが、フレイターよりも費用効率的になりうるはずであった。
しかし、近年のフレイターの増加から判断すると、「範囲の経済」は、必ずしも存在しないのかもしれない。
今回の月例会では、既存の研究が着目してきた点に加え、最新のデータを用いて、更に業種別(インテグレーター、インテグレーター以外のフレイター、及び旅客輸送航空会社)の費用構造を比較し、米国の航空会社のコスト競争力を検討した結果についてお話して頂きます。
例えば、「規模の経済性」が存在するのであれば、合併やアライアンスを通じて、航空会社が企業規模を拡張すればするほど費用効率的になるため、その研究成果は独禁政策などにおいて極めて有用な情報となった。
また、例えば旅客輸送と貨物輸送との間に「範囲の経済性」が存在するならば、ベリー輸送を行う航空会社のほうが、フレイターよりも費用効率的になりうるはずであった。
しかし、近年のフレイターの増加から判断すると、「範囲の経済」は、必ずしも存在しないのかもしれない。
今回の月例会では、既存の研究が着目してきた点に加え、最新のデータを用いて、更に業種別(インテグレーター、インテグレーター以外のフレイター、及び旅客輸送航空会社)の費用構造を比較し、米国の航空会社のコスト競争力を検討した結果についてお話して頂きます。
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