月例研究会詳細

地方空港の使命・役割 ~地域活性化の取り組み~

  • 講師

    長濱保廣

    宮崎空港ビル株式会社 代表取締役社長

  • 開催日時
    2018年04月20日 09:00
  • 開催場所
    日本大学経済学部7号館2階講堂
  • 開催場所連絡先
    00-00-00
  • 最寄り駅
    JR/都営地下鉄「水道橋」駅
現在、仙台空港や高松空港などの国管理空港をはじめ静岡空港、南紀白浜空港
などの地方管理空港においても、コンセッションにより航空ネットワークの充実や
内外の交流人口拡大等を通じて地域活性化を図る空港経営改革が進められています。
この改革は、単に空港経営に留まらず、航空ネットワークの充実や内外の交流人口
拡大等を通じて地域活性化を図るという大きな目的の下に推進されています。
 宮崎ブーゲンビリア空港の旅客ターミナルビルを運営する宮崎空港ビル㈱では、
その使命・役割を「地方空港として、宮崎の文化や観光、経済の情報を発信し、
地域社会の発展に努めていく」とされています。この理念のもと、旅客ターミナル
ビル内に日本で初めてのイベント広場を作り、年間を通じて約300日間のイベントを
開催されています。また、地域特産品を紹介する物産展などの地域活性化策の実施や、
空港ビル閉館時間に「エアポート・ナイトライブ」といった音楽イベントの開催で
空港を地域の集いの場とするなどユニークな取り組みを行われています。さらに、
大手メーカーとの共同開発により日本初の小型機対応ロングPBB(旅客搭乗橋)を
導入するなど利用者利便の向上策にも積極的に取り組まれています。
 宮崎空港ビル(株)のこうした取り組みは、ターミナルビルの運営者であっても、
地域の一員として、地域と共に歩み、地域活性化に貢献する企業としてお手本に
なるものです。
 そこで、4月の月例研究会では、同社代表取締役社長の長濵保廣様に、
「地方空港の使命・役割 ~地域活性化の取り組み~」と題して、
空港ビル会社として地域活性化に対する企業活動についてご講演いただきます。

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